グレース ・ヴァンダーウォール(America's got Talentで優勝した12歳のシンガーソングライター)の検索でブログに来てくださる方がかなりいるので、グレースちゃんの「人となり」がわかるインタビューの和訳をアップします。
今回は、Ellem Degeneres Show (コメディアンヌのエレンのトーク・ショー「エレンのへや」)に出演した時の模様です。
聞き役のエレンは、とても有名なコメディアンヌ。 大きな舞台での司会も多いです。米国アカデミー賞の単独のでの女性司会者として抜擢されています。最近では、「ファインディング・ドリー」のドリーの声をしています。
(動画の後の記事に会話の和訳をつけています。)
【和訳:ここから】
エレン: 「私どう?」って聞いたら、「いいね」って!
(グレースに向かって)着ている服、とても素敵ね。 そして、おめでとうございます。興奮でいっぱいだったところをテレビで見たけれど、すごかったわね。
はじめから、「この番組で優勝する!!」って計画してたの? ClairVoyants(マジシャン)が優勝するっていう心の準備をしてた?
グレース: いつもこの番組を見ているとわかるけど、毎回マジシャンとか、そういうタイプの出し物が優勝するでしょ。
エレン: そうよ。なのに、優勝するなんてすばらしい。
(サイモンに)テイラー・スイフトと比べられてどう思った? どうして比べられるんだと思う?
グレース: それは、いろんな解釈があって、見た目が似てるってのとか、髪型が似てるとか。。。
それに、髪の毛をボブに切ったでしょ? (途中でエレン :あなたの影響かもよ。)
でも最終的にどういう意味かわかったの。実は、サイモン・コーウェルが控室に私を呼んでくれたの。 そこで彼と話をしたの。
僕が君を「未来のテイラー・スイフトだって言ったのは、見た目が似てるとか、声が似てるとかじゃないって。(サイモンはテイラーと仕事をしたことがあるので)、「強いところ」や「自分の意見を持っていること」が、似ているといった理由なんだよ、って教えてくれたの。
(拍手)
エレン: すばらしいわ。 それから、(サイモンの)ものまね上手だったわ。 それに、あなたは自分でオリジナル曲を作るからだと思うわ。 テイラーも自分で作曲するじゃない。
グレース: うん。
エレン: いつごろから作詞作曲を始めたの? 何歳から?
グレース: だいたい1年前から。※1
エレン: 1年前?? 本当?
グレース: そう、一年前ウクレレを弾きはじめたの。その二、三か月後に作曲を始めたの。
エレン: ワオ! ところで、一般的に、ウクレレって習うものなの? ウクレレの先生っているの?
グレース: うーーん。
エレン: ギターの先生は見るけど、ウクレレの先生って見たことないけど。
グレース: 見つけるのは難しいかも。ハワイにいるなら見つかると思うけど。 わたしは、YouTubeで習ったの。 YouTubeって、すごいの!
エレン: YouTubeの動画をみて、自分で練習したってわけ?
グレース: うん。
エレン: すごいわね! 優勝賞金を、100万ドルもらったのよね?
グレース: はい。
(拍手)
エレン: それってどんなものか、ちゃんと知ってる? 例えば、これまでいくら貯金してたの? おこずかいはもらってた?
グレース: ううん。もらってない。
エレン: ってことは、貯金はゼロだったのね。
グレース: 1年生の時、トゥースフェリーが20ドルくれたとか50ドルくれたとか友達が言ってたけど、、、。※2
エレン: 今どきの1年生は、歯一本につき50ドルもらうの?!!!
グレース: そうだよ。 バカみたいでしょ! この世代どうなってるのって感じ。
(拍手)
エレン: そのとおり! あなたが彼らに言っといてね。それでは、パフォーマンスを見せてもらいましょう。
グレース: OK
♪歌「I Don't Know My Name」♪
※1(別の機会に鼻歌は3歳ごろから作っていたと母親が話している)
※2 tooth fairy (抜けた歯を枕の下に置いておくと、お金をくれる妖精)
【和訳:ここまで】
*****(近日アップの)お知らせ*****
グレース・ヴァンダーウォールがファイナルで歌った「Clay(オリジナル曲)」で検索してくる方も多いので、America's got Talentでの歌詞と和訳をつけて、近日アップする予定です。お楽しみに。