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金スマ「発達障害」頑張りすぎることの代償


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12月2日の「金曜日のスマたちへ」で「発達障害」が取りあげられ、栗原類(ファッションモデル、俳優)さんと野田あすかさん(ピアニスト)の2人が紹介されました。

 

栗原さんは、テレビでよく拝見するあの独特のモードで、幼少期から今までの軌跡の話をされました。 社会生活について、お母さんが何度も息子さんができるように導いたところがクローズアップされていました。

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野田あすかさんは、広汎性発達障害を持つピアニストです。

大学に進学するも、二次障害に苦しんで、その時に初めて自分が発達障害(自閉症スペクトラム)だとわかったそうです。「のだめカンタービレ」の「のだめ」の演技のモデルという情報もあるようです。(調べてみたのですが、確かかどうかわかりません。)
普段は、とてもかわいらしい幼い雰囲気のふるまいだったり話し方をされる方です。

しかし、ピアノの前に座るとすべてが一変します。 心の内をすべてピアノに託して表現しているように思いました。 二次障害で、足にも障害が残り歩行には杖を使っておられました。リサイタルではピアノの場所にいくまで車いすを使用されていました。 

ご飯を食べる以外は一日中ピアノを弾いているときもあるくらいの「努力家」。作曲の分野でも才能を開花させています。学生時代は心に傷を負うことばかりだったそうですが、この番組で放送されているときに映っていたあすかさんは「笑顔」の素敵な方でした。 

この番組で、今回私が一番印象に残ったのは、あすかさんの見せた2つの顔です。「ピアノの先生の時の顔」そして「レッスン後の顔」。

番組ではあすかさんが子どもたちにピアノを教えている場面が流されました。 
子どもが理解しやすいように、音楽理論をかみ砕いて「クイズ形式」にしていたり、運指を教えるためにそのための学習教材を手作りしていました。アイデア満載の教え方で子どもたちも楽しそうに学んでいて素晴らしいと感じました。

なにより目を疑ったのは、彼女が教えているときの「動作」「所作」「声」「しゃべり方」です。それまでとはすべてが、がらっと変わっていたのです。インタビューで幼くかわいらしくしゃべっていた声やしぐさは、全くありませんでした。 どこから見ても、頼れるしっかりした「ピアノの先生」でした。

レッスンが終わり子どもたちが帰った後。

あすかさんの様子が変わります。そのまま倒れ込むように部屋へ。部屋の床に倒れ込み寝込んでしまいました。

社会に合わせようとして一生懸命に頑張って作った先生の「顔」。その「顔」を持続させるのは、短い時間が限界だそうです。

しっかりした自分を短時間保つ、そのことで体が悲鳴をあげるのです。

「疲れ果てて倒れ込み寝込む」のです。

これが、社会にあわせる「代償のようなもの」かもしれないと思いました。


この姿から、あすかさんのような特性がある人たちの困っているところを学んだ気がしました。
親や教師は、苦手だからできるように教える、練習させる。

するとできるようになるかもしれない。
でも、それはできるようになるだけで、本人にとって「大丈夫」になるのではないのかもしれない。その子の望むものではないのかもしれない。

これまでの自分の子育てを思うとき、一生懸命にしてきたけれど、詰め込めすぎてはいなかったのか、反省することが多々あります。

人それぞれの特性に合わせて、「その人らしく」過ごせるように、丁寧にその道を見つけていく必要があるのだとおもいました。

難しいです。

(番組によると、あすかさんは今は子どもたちに教えていないそうです。演奏会で忙しいのかもしれません)

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ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

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